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2023-04-18 by CHUWI
PCを自作、あるいはCPUクーラーやCPUファンの換装を行ったことがある場合、マザーボード上のCPUのコネクタに「CPU_FAN」と「CPU_OPT」の記載があることに気が付いた方も多いかと思います。
通常の場合、「CPU_OPT」のコネクタを意識する必要がないのですが、今回はマザーボード上のファン関連のコネクタ、「CPU_FAN」と「CPU_OPT」のコネクタの使い分けについて記載します。
マザーボード上のファン関連の主なコネクタとしては、以下があります。それぞれ、ファンの電源用のコネクタですが、用途はマザーボードのマニュアルなどに明記されています。
1.CPU_FAN
2.CHA_FAN
3.CYS_FAN
4.OPT_FAN
1の「CPU_FAN」は文字通り、CPU ファンを接続するコネクタです。
2の「CHA_FAN」はケースファンのコネクタですが、複数のケースファンに対応するため、「CHA_FAN1」「CHA_FAN2」「CHA_FAN3」と記載されています。また、ケースファンは「CYS_FAN」と記載されていることもあります。
4の「OPT_FAN」の「OPT」は、Option あるいはOptionalの略ですが、オプションで取り付けるファンのコネクタとして「OPT FAN」と記載されていることがあります。2~4のコネクタでは、マザーボードによっては温度により回転数の制御をかけている場合もあり、いづれにしてもマニュアルでの確認が必要です。
海外サイトでは「CPU_FAN」と「CPU_OPT」のコネクタの相違、使い分けに関する記事が多く投稿されています。
「CPU_OPT」は「CPU Optional」の略ですが、文字通りオプション・追加の位置づけです。「CPU_FAN」は、CPUファン・クーラーの電源のコネクタとなり、CPUファン・クーラーのケーブルは「CPU_FAN」コネクタへの接続となります。
言い換えると、ファンレスPCでもない限りは、CPUの冷却のため、CPUファンの「CPU_FAN」コネクタへの接続は必須となりますが、「CPU_OPT」への接続は通常の場合には必要ではありません。
PCの冷却対応のうえでは、CPUファンのケーブルを「CPU_FAN」コネクタに接続し、お使いのケース・ケースファンの状況に応じて、ケースファンのケーブルを「CHA_FAN」あるいは「CYS_FAN」のコネクタへの接続となります。
なお、「CPU_OPT」コネクタは、オーバークロックなど行って、CPUファン・ケースファンでの冷却対応が不安な場合(CPUファン、ケースファンを装着しても、なおも温度が高い場合など)に使用することになりますが、以下の「Yahoo! 知恵袋」に明瞭なコメントが記載されています。
上のサイトからの引用と補足ですが、以下のセカンド CPUファンや簡易水冷システムなどの「CPU_OPT」への接続が用途の事例となります。ただし、「CPU_FAN」と「CPU_OPT」の連動については、マザーボードにより異なるため、やはりマザーボードのマニュアルの読み込みが必要です。
● CPU_FANとCPU_OPTは、BIOSにて温度に応じた回転を制御できる。これにより CPUクーラーのファンが2個ある場合、1個を「CPU_OPT」に接続
● 簡易水冷システムを取り付ける場合、ポンプを動作させるケーブルを「CPU_OPT」に接続。なお、ポンプを接続する場合、マザーボードによっては、「CPU_FAN2」、「PUMP_FAN」と記載されているケースもあります。
CHUWIは、ノートPC、ミニPC、タブレットの開発及び販売を手がけ、事業を通じて「毎日に小さな変化を、世界に大きなテクノロジーを」に寄与することに取り組んでまいりました。