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2023-04-26 by CHUWI
第12世代 モバイル・プロセッサーの4つの特徴について記載します。
第12世代のデスクトップ向け・プロセッサーも含めて、高性能な処理を行うCPU「パフォーマンスコア(Pコア)」と、高効率のマルチスレッド処理を行うCPU「エフィシェントコア(Eコア)」のハイブリッド・アーキテクチャを採用しています。
タスクを順次実行する Word / Excel / Accessなどのオフィスソフトは「パフォーマンスコア(Pコア)」が担い、複数のタスクの並列作業は「エフィシェントコア(Eコア)」が担います。別の表現では、性能が高いのが「Pコア」、省電力で効率的に並列処理を行うのが「Eコア」となります。
「パフォーマンスコア(Pコア)」と「エフィシェントコア(Eコア)」の担う役割が明瞭となったところで、この制御が上手くできない場合には、十分にその実力を発揮することができません。
そこで、インテルは第12世代 Coreと同時に「Intel Thread Director(インテル スレッド・ディレクター)」を発表しました。「Intel Thread Director」はCPUの負荷を常に監視し、オフィスソフト・動画などの処理に応じて、その情報をWindows 11に引き渡したうえで、「パフォーマンスコア(Pコア)」と「エフィシェントコア(Eコア)」に割り当てて実行されます。
対応するOSは Windows 11に限定されますが、上記により システム全体のパフォーマンスアップを図っています。
DDR5 メモリは、DDR4よりも帯域幅が広くなりの、マザーボード上のプロセッサとメモリ・グラフィック・カードやその他のデバイス間で、データをより速く移動することができます。これにより、グラフィックのレンダリング、高解像度のゲームなどを含む、映像の編集に効果を発揮します。
最大 8レーンのPCIe 4.0をサポートし、最大 16GT / 秒での高速アクセスを実現します。ノートPCやミニPCなどの、モバイル・プロセッサー向けでは、PCIe 4.0 SSDに対応となり、従来のPCIe 3.0 SSDよりも読み書きの速度が速くなります。
第12世代 モバイル向け Coreのラインナップとしては、大きく以下の3種類があります
・ゲーミングなどの高負荷向けの「H」シリーズ(高性能モデル)。よりハイエンドな「HX」シリーズもあり
・一般向けの「P」シリーズ(中性能モデル)
・よりモバイルに適した「U 」シリーズ(省電力モデル)
一部を抜粋ですが、モバイル向け 第12世代・第11世代 Coreの簡易比較。第12世代のEコアは、概ね Eコア4個でPコア1個の実装面積となり、また、Eコア1個の性能は高くはないため、単純に第12世代と11世代のコア数のみを比較することはできません。
ただし、上記の第12世代の特徴とコア数を含め、全般的に11世代よりも底上げされていることがわかります。
こちらは、モバイル向け 第12世代 エントリーとなる Core i2-1215Uと他の世代のプロセッサーとの、CINEBENCH R23のスコアの比較です。シングルコア・マルチコアともに、Core i3でありつつも、第8世代~第11世代のCore i5 / i7以上の実力となっています。
CHUWIは、ノートPC、ミニPC、タブレットの開発及び販売を手がけ、事業を通じて「毎日に小さな変化を、世界に大きなテクノロジーを」に寄与することに取り組んでまいりました。